中綴じ冊子印刷の注意点について

冊子印刷では中綴じが手軽に利用できる方法として用意されています。ホチキスで綴じる方式なので少ない枚数となる特徴がありますが、報告書や論文のようにページ数の少ないものに向いています。その中綴じの冊子印刷を注文する際には、注意したいことがいくつかあります。
中綴じはページを開いた時に根元まで綺麗に開くのが特徴となります。けれどもオンデマンドの場合には、綴じた時の位置にバラツキが出ることになるので注意が必要です。上下にズレが生じることもあるので、見開きの絵柄もズレる可能性があります。また文字も左右のページにまたがるような場合には注意が必要となります。そのためにページレイアウトを行う場合には、見開きで絵柄や文字がまたぐことがないようにする必要があります。また閉じたあとに小口側を揃えるために断裁をすることになります。中心に近いページの小口側はカットされるので、ぎりぎりまで文字や絵柄があると見切れてしまうことになります。
そのような特性を頭に入れてデザインをすることが大事です。オンデマンド印刷の場合には、入稿されたデータをそのまま使って冊子印刷をすることが多くなります。校正刷りを行って仕上がりを確認することが少ないので、自分でチェックすることが大事です。

冊子印刷に使う用紙の種類について

冊子印刷では、用途に合わせて色んな用紙を選ぶことができます。枚数が多いものやカタログなどは薄い紙になりますし、カラー写真を綺麗に見せたいような場合には厚めの用紙を選びます。種類としては、コート紙とマット紙に分かれます。コート紙は表面にコーティングがされているので、カラー写真を綺麗に見せる性質があります。光沢がありインキの乗りも良いというわけです。一方でマット紙の場合には、落ち着いた雰囲気になります。
光沢がなく上質な雰囲気も感じるので、カラー写真はあまり使わずに高級感を感じることができます。学会の論文などに利用すると良いでしょう。さらに光沢がなくザラついた質感となるのが上質紙です。インキが沈み込むので、カラー写真は向いていません。文字のみの冊子印刷などに利用されます。冊子印刷にはオフセットとオンデマンドの二種類が選べますが、薄紙を使う場合にはオンデマンドでは注意点があります。
印刷を行いながら高温で乾かすので、薄い紙の場合には波打つことがあります。もちろん機械によっては薄紙に対応しているものもありますが、仕上がりイメージによってはどの程度まで薄い紙に対応できるのかを確認することが必要になります。

自分で冊子印刷する方法と注意点

冊子印刷する場合には多くの方が業者に依頼すると思います。しかし業者の中には、品質がイマイチだったり料金体系が不明瞭だったりと何かと面倒なことが多いのも事実です。そんな人は自分で冊子印刷に挑戦してみることをオススメします。冊子印刷は業者に依頼しないとできないというものではなく、自分の手でもできるものなのです。しかし冊子印刷にはいくつかのポイントが存在してることも確かなのです。
自分で冊子印刷する場合には、面付けという作業が重要となってきます。面付けとは簡単に言えばページを連続させることをいいます。冊子印刷の時に注意しなければならないのはこの面付けと呼ばれる作業でこれがなかなか難しいのです。
最初から上手く行く可能性というのは低いですから、まずモデルケースを作成しどのように面付けするか確認しながら作業をするといいでしょう。そうすることで実際の印刷が非常に楽になるのです。またネットではフリーソフトで綴じ方の方向などを指定してくれるソフトがあるので利用するのも一つの手です。
冊子印刷に使用する用紙にもある程度気を使う必要があり、A4サイズの冊子ならばA3サイズの用紙に、A5サイズならばA4サイズの用紙にと倍の大きさの用紙を利用する必要があります。このような点に注意しながら冊子印刷していくと自分でも簡単に冊子印刷が可能なのです。

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